代表 松井寿之 Matsui Toshiyuki Profile


松井寿之 Matsui Toshiyuki
 
 1993年より20年にわたりカンボジアにおけるNGO活動に従事、現在も活動中。
カンボジア留学生の支援も長年にわたって行ってきたことからカンボジア国内の政界・財界と幅広い人脈を有し、カンボジアやアジア各国における企業進出のコンサルティングを中心に起ち上げたスアー・エイジアの代表を務めています。
カンボジア現地の状況や、幅広い政財界とのパイプを有効に活用しリスクを回避した投資情報を発信していきます。
 
 


 
■合資会社 SUART ASIA (スアーエイジア)
 
代表者:松井 寿之
 
大阪事務所:
大阪府大阪市天王寺区堀越町8-15
FAX: 06-4977-1799
 E-mailはこちらから
 
 
 ●現地法人
 NANIWA Corporation Co.Ltd.Phnom Penh
 
プノンペン事務所
#81DEE0,St.355,Sangkat Boengkok1, Khan Toulkork, PhnomPenh,CAMBODIA
TEL: +855-(0)16-423277
FAX: +855-(0)12-850864
 
 バンコク事務所
200/45,Somchai Pattana,Bangkurai,Nontaburi,THILAND
TEL:  +66-(0)9-8122282
FAX: +66-(0)2-8794236
  
設立:2003年4月1日
 
 
 
略歴
1958年 2月生まれ
1993年 地方公務員として勤務の傍ら、カンボジアにおけるNGO活動に従事開始
1996年 プノンペン事務所開設
1997年 財団法人大阪府国際交流財団 カンボジア担当アドバイザー就任(任期1年)
             カンボジア医療協力基金プノンペン設立、内務省認可
2001年 カンボジア国立経営大学、非常勤客員講師(日本文化・日本戦後経済史)
2003年 大阪市役所退職
       合資会社SUART ASIA(スアー・エイジア)設立
              バンコク事務所設置
       カンボジア製品などの輸入販売開始
       ツアーエキスポ2003 カンボジア王国名誉領事館ブース出店協力
2005年 カンボジア関係者交流の場として「アジアンきままBAR 歓慕時庵」開業
2008年 現地法人 NANIWA CORPORATION Co.Ltd 設立
             プノンペン、パナサストラ大学特別客員講師


               
現在役職
・合資会社SUART ASIA 代表
・アジアンきままBAR 歓慕時庵 庵主
・NGOカンボジアチルドレンケア(日本) 代表代理
・NGOカンボジア医療協力基金プノンペン 代表
・社団法人アジア協会 アジア友の会 評議員
・特定非営利活動法人 関西ナチュラルトラスト協会 理事
・(株)ベビーフェイス海外事業顧問
・(有)大和貿易顧問
 

1997年 フンセン首相夫人(カンボジア赤十字総裁)との会談
 

1998年 ホン・ソン・フット保健大臣(当時)との会談
 

 2001年 NUM(National University of Management~カンボジア国立経営大学)での講義風景


スアー・エイジアへのご質問、お問い合せは下記にお願いします。
 
E-mailはこちらから
suart02asia@aol.com


カンボジアtopics

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<カンボジアこぼれ話> (ほぼ週刊・非定期)
http://www.mag2.com/m/0001140911.html


<経済の夜明け~カンボジアと周辺諸国>(ほぼ月間・非定期)
http://www.mag2.com/m/0000282273.html


第2回カンボジア視察ツアー報告
昨日、第2回のカンボジア視察ツアーから帰国いたしました。
今回もお忙しい中、篠原駐カンボジア王国大使に貴重なお時間を割いていただき、いろいろな助言を頂戴しました。
また、カンボジア政府高官方との交流を含め、参加者の皆さんにとっても盛りだくさんの有意義な視察ができたのではないかと自負しております。
現在のカンボジアは、韓国・中国などの超大規模な進出による諸問題がありながらも、目を瞠るような活気をみせています。
首都プノンペンにおいては、大規模な市街地拡張が始まっており、地価の上昇、インフラ整備の進捗、自動車数の増大など進化と今後の課題が混在しています。
殊 に、地価についてはこの半年で異常な上昇を見せ、日本のバブル期のような様相を見せています。課題であると同時に進出の好機であることは間違いありませ ん。現地では、中国・韓国企業の信用度はあまり高くなく、カンボジア政府高官からも日本からの企業進出を望む声が多く寄せられています。日本の企業が開発 主導しているPPSEZ(プノンペン特別経済特区)においても、基本的なインフラ整備から着手していることに高い評価を得ています。
アンコール遺跡のあるシェムレアプでも、観光客数の増大に伴い、ホテルやレストラン、店舗の建設ラッシュが続き、非常な活況を呈しています。
このような現地の情報を、「カンボジアの現況」として新着NEWSにアップして行きたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。

仏教暦のため、2008年のカンボジアのお正月は4月13日からです。
役所や会社もだいたい13日から16日までお休みをとっているところが多いようです。
またカンボジアは4月から雨期に入る5月末までが最も暑い時期です。
皆様を現地にご案内するには今はちょっと暑いかも。



プノンペン市内では朝夕の出勤退勤時の渋滞が日常化しています。
 

 昼間の市場前も大渋滞です。 
 

 新しく完成したカナディアンバンク本店です。
 

 最新発売のメコンビールです。


次回視察ツアーは現在日程未定ですが、視察等ご希望お問合せください。
詳細はメールもしくは、090-3944-4114 松井まで お問い合わせください。

 

カンボジアの歩み

1.独立・平和裡の発展 1953-1970
 シハヌーク殿下の非同盟・中立政策と仏教社会主義、東西両陣営間のバランス外交。
対米強行路線しつつも西側諸国からも援助を獲得。
中でも日本および中国との関係は良好。
 
2.戦火の波及・紛争の長期化 1970-1991
右派ロンノル政権崩壊~ポルポト政権の圧政。
米国・西側諸国・旧ソ連邦はロンノル支援、中国はKR支援。
中越関係悪化の中で越擁立のヘン・サムリン政権(旧ソ連邦・東欧支援)と三派連合(西側諸国・中国支援)との抗争が長期化。
 
3.和平成立から復興 国民和解 1991-1998
和平協定締結(シハヌークとフンセンの合意)
国際社会の和平・復興支援協力開始。
国民和解に向けた総選挙の実施。
KR選挙参加拒否から帰順へ転向。
フンセンのウィン・ウィン政策功奏。
 
4.政治安定・経済の活性化 1999-2003
KRの崩壊による民族統一を達成、政治的・社会的安定を確率。
各国の投資が急速に活性化する。
 
5.高度経済成長 2004-
二桁の経済成長、外国投資の本格化が顕著に。
特に韓国・中国の進出が顕著に。
 
経済成長率: 
2004:10%
2005:13.4%
2006:10.4%
2007:10%以上(推定)



 

カンボジアの現状

幾多の内戦を経たカンボジアも、フンセン首相(CPPカンボジア人民党)がラナリット氏(シハヌーク前国王の子息、フンシンペック党党首)を抑え、実権と軍事力を握って以来、政治的には安定を保っています。
 
近年の経済成長は目覚ましく、2004年~2007年の年間平均成長率は10%以上を記録しています。
また、それに伴い不動産価格も急騰を続け、2000年~2004年の地価上昇率は50%以上、2007年(1月~12月)には100%近い伸び率を記録しています。
その資本提供はカンボジア国内の富裕層だけでなく、中国、台湾、韓国、シンガポールなどからの資金が流入し高騰し続けているのが現状です。
2007年末現在で1平方メートルが3,000~8,000US$という情報もあります。
 
日本経済が停滞を続ける今、クーデターリスクもほとんど考えられなくなったカンボジアに投資を行うには絶好の機会が訪れたのかも知れません。
 

カンボジア経済概況

1.主要経済指標
・産業別GDP構成
 農業36%、工業27.7% 内製造業20.2%、サービス業36.2%
 
・1人あたり国民所得
 2005年:454ドル
 2006年:510ドル(暫定)
 2007年:580ドル(暫定)
 
・貿易
 輸出:37億ドル 輸入:47億ドル(貿易収支10億ドル赤字)
 2006年度主要輸出品:縫製品70%、米、生ゴム、靴
 2006年度主要輸入品:石油32%、車両、生地
 
 政府財政:政府収入8.32億ドル、政府支出9.59億ドル
 (財政赤字は外国援助で補填)
 
・ 成長牽引産業
 縫製産業:輸出の7割、特恵関税
 観光 :200万人突破
 その他、国内の建設ブーム、農業生産の堅調(200万トン米の輸出)
 
・投資累計:2000~2005
 中国:25.1%
 台湾:7.6%
 韓国・マレーシア:6.2%
 タイ:4.0%
 シンガポール:2.6%
 豪:2.3%
 日本は約0.1%
 
・主たる投資分野:2000~2007
 縫製品:21%
 ホテル:18%
 エネルギー:15.7%
 インフラ(電力、道路):鉱業7% セメント7%


 

カンボジア投資事情

■最近のカンボジア投資事情
 
・タイとベトナムの間に位置し、今後アジアハイウェイの中核をなす期待がされています。
 
・人件費が安く、縫製、靴製造などの工場建設が進み、東南アジアの魅力的な投資先として大きく注目を集めています。
 
・近年は政治・治安とも安定し、当分の間、大きな動乱は起こりにくいと考えられます。
 
・日本企業は出遅れているものの、韓国、台湾企業などの不動産購入意欲は高まる一方で、すでに国道沿いの一等地は5年前の10倍以上で売買されるケースも出ています。
 



■カンボジア不動産投資について
 
現在、外国人の土地所有は認められておりませんが、
現地の信用できるカンボジア人の名義で、土地を購入し
てくれる現地の不動産会社をご紹介させていただいてお
ります。



■現地協力者 及びカンボジア人パートナー
 
●現地法人
 NANIWA Corporation Co.Ltd.Phnom Penh

○カウンターパート 
Phnom Penh Gas 
LYS Group
 Delta Consulting and Trading Co.Ltd.
 PIC Co.Ltd.
 
 
○アドバイザー
 Dr.Leng Tong:国民議会議長顧問
 Dr.Srey Sunleang:環境大臣補佐官、京都大学大学院修了
 Mr.Phul Boran:国立経営大学准教授 大阪市立大学大学院修了
 Mr.Tep Vichet:投資アドバイザー 名古屋大学大学院終了
※その他、公表できない協力者・アドバイザー多数です。
 
○コーディネイター
 Dr.Ugov Penghuy:現名古屋大学大学院教員、名古屋大学大学院終了


 

Q&A

Q1. カンボジアの地理的な優位性はどうでしょうか?
 
A1. カンボジアは東にベトナム、西にタイ、北にラオスと国境を接しています。また南側はシハヌークビル港を擁する海に面しています。
現在、インドシナでは、中国雲南・ラオス・タイ・カンボジア・ベトナムを繋ぐメコン回廊と呼ばれる幹線工事が進行中です。
カンボジア国内においても、輸出港であるシハヌークビル港に向かう南北輸送路として道路整備が行われており、中国資本により、トンレサップ河を渡す橋もまもなく完工を迎えます。
また、ベトナムからカンボジアを横断し、タイへ通じる「第2東西回廊」と呼ばれる幹線も着々と進められています。ベトナム・カンボジアを結ぶ国道1号線では、日本の援助によってメコン河を渡す大規模な橋の建設が始まっています。
これら幹線の完成により、今後の物流は飛躍的に増大することでしょう。


 
Q2. カンボジアには、今でも地雷がたくさん埋まっていますか?
 
A2.未だに「カンボジア=地雷」というイメージが人々の中に根強く残ってしまっていることは残念でなりません。現実には、人々の生活地においては皆無と云ってよいでしょう。
かつて、カンボジアには数百万個の地雷が埋まっているといわれていました。私も初めて訪れた15年程前、アンコール遺跡の中でも石畳の上以外歩かないようにと云われたことを思いだします。また、タイ国境に近いバッタンボンでは地雷原に足のすくむ思いをしました。
この15年、地雷除去機関CMACや各国NGO,外国企業などの活動によって地雷の除去が進み、国境の辺境地域になどにはまだ若干残っているそうですが、私たちがカンボジアを訪ねて地雷を見ることはまずできません。
あるカンボジア人留学生も来日したとたん、地雷の質問ばかりを受け、生まれて以来地雷を見たことのなかった彼が答えようがなかったということもありました。
皆様も安心してカンボジアへお越しください。
 


 
Q3. カンボジアの言語や国民性は?
 
A3.公用語はサンスクリットを起源とするカンボジア語(クメール語)。
かつてフランス領であったことから年配の知識層にはフランス語が通用しますが、若手知識層はすべて英語になっています。
日本語熱も最近少し下火にはなったものの今も根強くあります。
日本への留学生もここ10年増加していることもあり、日本語が堪能な人も増えてきています。
当方の関係者にも日本語が流暢な人が多く、皆様のご要望に充分お答えできるものと自負しております。
また、国民性としては一般的にシャイで温和な人が多く、親日感が強いため、私たち日本人にとってはたいへん親しみやすい国と云えましょう。
 


 
Q4. カンボジアの治安はどうですか?
 
A4. 「カンボジアの現状」をご参照ください。
 


 
Q5. カンボジアの人口はどのくらいですか?そのうち日本人は何人くらいですか?
 
A5. カンボジアの人口は2008年国勢調査(2007年中実調査)の速報では、1338万人あまりとなっています。実際のところは、湖上生活者や調査不能地域などもあることから、おそらく1500万人ほどになっているのではないかと考えられます。特徴としては、20歳以下人口が非常に多いことです。今後の労働力確保が容易であるという点において、カンボジアは非常に将来性のある国であります。
日本人の在留届を出している人の数は534人(2002年資料)、現在は800人ほどと聞いていますが、アンコール遺跡のあるシェムレアプ市などにも在留届を出していない日本人がたくさんいることとと思われますので、実数はもっと多いことでしょう。また、「カンボジア日本人会」という組織があり、会員数は約250人だそうです。


 
Q6. カンボジアの政権は安定していますか?
 
A6. 2008年7月、国民議会(下院)議員総選挙が行われました。改選数123議席のうち、現政権のフンセン首相率いるCPP(カンボジア人民党)が圧勝。暫定発表の段階で90~91議席を獲得しています。
過去に競合したフンシンペック党やサムリャンシー党などに大きく水をあけ、単独政党政権を維持することになります。
今回の選挙で驚いたのは、CPPの選挙看板がフンセン首相、チアシム国民議会議長(CPP党首)、ソックアン副首相の3人の顔を並べていたことです。過去の選挙においては常にフンセン首相の顔だけでした。
このことからも、今後、フンセン独裁ではなく、CPPという政党主導の政権を維持して行こうという狙いがあるのではないかと感じました。
賄賂や寡占、独裁といろいろと風評のあるCPPですが、議会多数を占め、軍隊も掌握しているフンセンCPP体制は当分の間、安定を持って続くものと考えられています。
 



Q7. 日本人だけで簡単に会社はつくれますか?
 
A7. 会社設立は日本人だけでも可能です。カンボジア投資法に基づく大規模進出の場合はCDC(カンボジア開発評議会)等への申請が必要ですが、小規模資本会社の設立であれば、商務省への届出のみで設立が可能です。なお、合弁会社(カンボジア側51%以上)でないと土地取得等の制限にかかることもあります。何なりと当方にお問い合わせください。
 



Q8. 日本語ができるビジネスパートナーを紹介してもらえますか?
 
A8. 当方のパートナー、アドバイザー、関係者には日本留学経験者がたくさんいます。いろいろな方面において活躍している人材ばかりです。
ビジネスパートナーとして最もふさわしい人材をご紹介いたします。